Participation

「腹臥位における身体各部の高さの違いが体圧分布に及ぼす影響への研究協力のお願い

研究の概要

近年、眼疾患の増加により硝子体手術の件数も年々増加しており、術後には再剥離防止のために一定期間うつ伏せ姿勢を保つことが求められます。しかし、うつ伏せ姿勢を保持することは顔面や胸部への圧迫感が強くなったり、同一姿勢を保持することで筋骨格系の苦痛などを引き起こしたりすることが知られています。そこで本研究では、枕や胸当ての高さを調整することで、身体にかかる圧力や主観的な負担感がどのように変化するかを検討し、より快適かつ安全な姿勢補助具の開発につなげるための基礎的知見を得ることを目的としています。以下の内容をご覧いただき、我々の研究内容に関心をお持ちいただけた方はこちらから研究説明会へのご参加をお申し込みください。

研究協力者の募集

立位で18歳以上60歳未満の健康な方の参加を募集しています。(募集予定人数:20名)

ただし、次の方は応募できません。

○ 運動制限や身体の疼痛を抱えている方
○ 実験に必要な体位を取ることで疼痛が生じる方
○ BMIが18.5未満または30より高い方、身長が180cm以上または150cm未満の方
○ 妊娠中またはその恐れのある方
○ 急変の可能性のある疾病等を有する方
○ その他実験責任者が実験参加者として不適当と判断した方
※その他、実験責任者が不適当と判断した方にもご遠慮いただく場合があります。

実験場所/所用時間

実験場所: 関西福祉大学3号館実習室(詳細な場所については説明会にてお伝えします)

所用時間: 1回30-40分程度を予定 

実験期間

2025年10月~11月(実験日は個別に調整させていただきます)

実験内容

研究にご参加いただく方にはU字型枕と胸当て枕を用いてうつ伏せになっていただきます。ウレタンシートを利用して頭部・胸部・腹部の高さを変化(5cm)させて、計6種類の姿勢をとっていただき、下記の項目に関する計測をさせていただきます。
① 体圧分布(平均体圧・体圧感知面積)
② 頸部と腰部の屈曲角度
③ 質問紙(頭部・前胸部・腹部・大腿部にかかる圧迫感)
④ 質問紙(頸肩部・腰背部の主観的な負担感)
※直感的に感じた圧迫感や負担感を0から10の数値で回答いただきます。

研究説明会について

研究目的や研究内容をお伝えする説明会(約10分間)を対面またはオンライン(Youtube)を用いて開催する予定です。対面での説明会をご希望の方には、ご希望をお伺いした上で日程を決めさせていただきます。オンラインでの参加をご希望の方は、下記に示す「こちらから」から説明会資料をご覧いただきながら、Form内のURLから動画をご視聴ください(ご質問等があれば、下記のメールアドレスからご連絡ください)。なお、本研究は、研究参加に関する同意書をご提出いただいた上でご参加いただきますが、同意書の提出後でも同意撤回書をご提出いただくことで研究への参加を取りやめることも可能です。同意書および同意撤回書の提出方法についても説明会でご説明いたします。
※研究説明会の資料はこちらからご覧いただけます。

謝礼等

本研究に最後までご参加いただいた方には、一律500円分のAmazon gift cardを謝礼としてお渡しする予定です。なお、別途研究参加に係る交通費についてはお支払いできませんので、あらかじめご了承ください。

お問い合わせ先

関西福祉大学 看護学部

研究実施責任者:濱西 誠司

連絡先: 0791-46-2545

メールアドレス:hamanishiあっとkusw.ac.jp